三重県で5月19日「差別解消条例」が成立!😆
三重県にはもともと「人権が尊重される三重をつくる条例」があったのですが、
それを全面的に作り直したのが、今回の「差別を解消し、人権が尊重される三重をつくる条例」のようです。
人種、皮膚の色、国籍、民族、言語、宗教、政治的意見その他の意見、年齢、性別、性的指向、性自認、障がい、感染症等の疾病、職業、社会的身分、被差別部落の出身を理由とした不当な区別、排除又は制限といった、差別の解消を目指した条例です。
難しい言葉を使っているので、イメージしやすいように例を挙げると、(例に挙げられて気分を悪くされたらごめんなさい。)
黒人だから、肌が黄色いから、ユダヤ人だから、中国語をしゃべっているから、イスラム教を信じているから、沖縄に基地はいらないと言っているから、子どもだから、女だから、同じ性別の人が好きだから、外見が男だけれど心は女性だから、足が不自由だから、コロナにかかったから、低学歴でも就職しやすい仕事だから、愛人との間に生まれた子どもだから、被差別部落の出身だから、といったようなことで差別はしてはならない、ということです。
あくまで一例で、他にもいろんな差別を受けている事例は山ほどあります。
男なのに~とか、高学歴だから~とか、挙げたらきりはありません。
上に挙げられたようなことで、不当に区別したり、制限したり、排除したりするのは絶対にあってはならないことです😡
この条例で罰則はありませんが、この条例では、
①社会のあらゆる分野において人権が尊重されること。
②対話を通じて不当な差別その他の人権問題の解消を図ることが重要であること。
③不当な差別その他の人権問題の解消に当たって障壁となるような社会における制度、慣行、観念等の改善を図ること。
④人権侵害行為の意図の有無にかかわらず、その解消を図ること。
⑤人権侵害行為を行った者等がその責任を自覚し、及び人権侵害行為を受けた者等の心情等を理解することを社会として促進すること。
⑥人権侵害行為を受けた者等がその困難を乗り越えることができるよう社会として支えていくこと。
⑦不当な差別その他の人権問題の解消を図ることにより、多様性が尊重され、誰一人取り残されることのない共生社会の実現に寄与すること。
以上7つのことを意識して人権活動の推進に取り組む県の活動に「協力」し、「不当な差別その他の人権問題に対して傍観する(見て見ぬふりする)ことなく、これらの解消に向けてそれぞれの立場において主体的に取り組むよう努める」こと、とされています。
立派ですね!!
差別は、絶対にダメです!!😠
将来、子どもたちが歴史を振り返って、「えっ、こんなことで差別してたの!?ありえんのやけど」となるような世の中になることを願ってやみません。。
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