社会って面白い!!~マンガでわかる地理・歴史・政治・経済~: フランツ・フェルディナント

2022年6月20日月曜日

フランツ・フェルディナント

 第一次世界大戦をめぐる主人公の1人がフランツ・フェルディナント(1863~1914)ですね。

フランツ・フェルディナントはオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の弟カール・ルートヴィヒの子ども…つまり皇帝の甥として生まれました。

本来であれば皇太子になるはずのない人物だったのですが、

フランツ・ヨーゼフのたった一人の息子であるルドルフ(1858~1889)が

1889年に謎の死を遂げた(心中とも暗殺ともいわれている)ため、

カール・ルートヴィヒが皇太子となり、

1896年にそのカール・ルートヴィヒも亡くなると、

子どものフェルディナントが皇太子になることになったのです。

フェルディナントは怒りっぽい性格で、

曲がったことが嫌い、

笑顔もあまり見せないという難しい性格の持ち主で、

オーストリア国民からはあまり人気がなかったそうです😥

今回からしばらくは、そのフェルディナントの人となりについて見ていこうと思います。



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