第一次世界大戦をめぐる主人公の1人がフランツ・フェルディナント(1863~1914)ですね。
フランツ・フェルディナントはオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の弟カール・ルートヴィヒの子ども…つまり皇帝の甥として生まれました。
本来であれば皇太子になるはずのない人物だったのですが、
フランツ・ヨーゼフのたった一人の息子であるルドルフ(1858~1889)が
1889年に謎の死を遂げた(心中とも暗殺ともいわれている)ため、
カール・ルートヴィヒが皇太子となり、
1896年にそのカール・ルートヴィヒも亡くなると、
子どものフェルディナントが皇太子になることになったのです。
フェルディナントは怒りっぽい性格で、
曲がったことが嫌い、
笑顔もあまり見せないという難しい性格の持ち主で、
オーストリア国民からはあまり人気がなかったそうです😥
今回からしばらくは、そのフェルディナントの人となりについて見ていこうと思います。
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