戦争が起こる前の昭和時代に、大きな強盗事件がいくつか起こっている。
拳銃を使って銀行強盗を行い、自動車を使って逃走した
「赤色ギャング事件」(1932年)は
アメリカの強盗事件そっくりだと世の中をびっくりさせたが、😨
同じように世の中をビックリさせたのが「説教強盗」事件。
なんと5000円札にもなった新渡戸稲造も説教強盗の被害にあったらしい😰
(下のマンガの後に事件についての話を載せています)
やり方をまねた模倣犯も多数登場し、東京はパニックになった。
防犯のため犬を飼う家が急増し、犬の値段が高騰したという💦
当時の望月圭介という大臣は、国会で「かの強盗は…」としゃべったとき、
「強盗」を「きょうとう」と読んで笑われたという😓
犯人は現場に残した指紋から捕まり、1948年まで刑務所に入れられた(1947年に模範囚として表彰を受けている)。
刑務所から出た後は、各地で防犯についての講演会を行ったという。
1989年に、88歳で亡くなっている。
1975年に行われた雑誌の対談では、
「三億円事件はオレの仕事だといったやつがいる(笑)。
とんでもない。わたしみたいなプロには、あんな仕事はできない。
ヤバクて、やらないよ。
(犯人はたぶん)シロウトの単独犯行。
わたしは、あの3億円は、前の晩にとられていたと思うね。
(銀行の)かなり上のものがやったんじゃないかという気がする。」
(「週刊ポスト」昭和50年4月11日号)
と三億円事件にも触れている。
0 件のコメント:
コメントを投稿