社会って面白い!!~マンガでわかる地理・歴史・政治・経済~: チュルク(テュルク)諸国機構!?

2022年11月12日土曜日

チュルク(テュルク)諸国機構!?

 新聞を見ていたら、ビックリしました😲

2022年11月11日、トルコ系の国々5か国から成る

「チュルク諸国機構」の初の首脳会議があったとのこと。

いつのまにそんな地域連合が!?と驚きました(恥ずかしい…💦)。

今回はその「チュルク諸国機構」についてまとめてみました!

※マンガの後に補足・解説を載せています♪


〇チュルク(テュルク)諸国機構

チュルク諸国機構には前身があり、

それを「チュルク(テュルク)評議会」といいます。

チュルク(テュルク)諸語を公用語とする国により、2009年に結成された国際組織です。

このチュルク評議会はカザフスタンの元大統領ヌルスルタン・ナザルバエフ(1940~)が提案してできたものでしたが、

今回のチュルク諸国機構はトルコエルドアン大統領(1954~)が提案したものです。

エルドアン大統領は「世界規模の問題の解決に向け、主導的な役割を果たす」機構にしていきたい、と抱負を語っている。

機構の内容としては、「緊密な政治面の団結、経済協力を追求し、ビジネスや文化での交流を深める」こと、だそうです。

今回の首脳会議では、エルドアン大統領は

「機構の存在が国際社会の中で見えるようになることが重要だ」と語っていますが、

知名度が無いのが問題のようです(自分も知らなかったもんねぇ…(;^_^A)。

オブザーバー国とは、投票する権利は持たないが会議に参加できる国の事です。

今回の会議では、トルコの近くに、トルコだけが認めている北キプロス共和国がオブザーバー国として加わることも発表されました。

こういう経緯を見ると、チュルク諸国機構はトルコ主体の組織で、

トルコがロシアなどに対抗して存在感を示すために結成したのかな、と思えます。

これからどうなっていくか注目ですね😐

0 件のコメント:

コメントを投稿

新着記事

信長の三毬打(左義長)見物

  本国寺の変後の1月10日に京都に駆けつけた織田信長は、そのまま4月21日まで、約3か月にわたって京都に滞在することになります。 その中で、信長は京都で行われた行事を見物しているのですが、そこであるアクシデントが起こってしまうのでした…(;^_^A ※マンガの後に補足・解説を載...

人気の記事