相変わらず値上げが続いておりますが、
50年前はもっとひどい状態でした(;^_^A アセアセ・・・
(マンガの下のほうに記事に載っていた「企業経営者見通し調査」を載せました)
※企業経営者見通し調査
資本金1億円以上の法人企業1666社を対象に、48年度下期(48年10月ー49年3月)と49年度上期(49年4月ー9月)の国内景気と自己企業の経営見通しについて調査したもの。それによると、48年度下期は「あまり変わらない」との見方が過半数を占めているものの「景気上昇」とみるものが減少し「下降」とみるものが増加している。また、49年度上期については「景気下降」とする見方が半分に達し、先行き弱気になっている。経済企画庁は、…国内景気は年内いっぱいは上昇基調が続くものの、早ければ来年1-3月に、遅くとも4-6月には景気は転換点を迎えると判断している。mた、48年9月末に比べた49年2月末の価格見通しについて、製品価格が「上昇」とみるものが62%(前回5月調査53%)に増加し、原材料価格も「上昇」が86%(同74%)に達するなど、価格値上がりを予想する企業経営者の数は、この調査を始めて以来の最高となった。一方、33商社の「輸出入見通し調査」によると、48年度下期の輸出取り扱い総額見通しは前年同期比8.7%増、輸入は同30.7%増となっている。この結果、48年度の輸出見通しは、円ベースで前年度比11.8%増(ドルベースは27.7%増)輸入は同37.1%増(同56.2%増)という大幅なものになると企画庁は推計している。
国民経済研究協会が2日発表した「日本経済の中期見通し」によると、景気は来年3・4月ごろ不況局面を迎えるが、4-6月期には金融引き締め政策は緩和に転じ、10-12月期には半年足らずで急激な景気回復に向かうとみている。いわば”つかの間の不況”に終わるわけだが、インフレ期待心理は収まらず、急スピードの物価高騰基調が続くのが問題として残るとしている。
出典:「福井新聞縮刷版 1973年10月上 10月3日」
0 件のコメント:
コメントを投稿