長野県は南木曽町に、
ビックリする地名がありました😮
その名も、「読書」…!!📗
※マンガの後に解説を載せています。
〇読書村(1874~1961)
1874(明治7)年、与川(よがわ)村・三留野(みどの)村・柿其(かきそれ)村が合併して誕生。
新しい村の名前は、これからの時代は学問と文化と読書が大事と、
それぞれの村の頭文字をとって「よみかき」、文字は「読書」を当てたという。
1961(昭和36)年、吾妻村・田立村と合併して南木曽町になり、
読書村は消滅したものの、「読書小学校」は残り続けた🏫
しかしその読書小学校も、少子化のあおりを受けて(1980年には14歳以下の子どもが1300人いたが、40年後の2020年には414人まで減ってしまった)、
2007年、南木曽町にあった3つの小学校を一本化して「南木曾小学校」とすることになり、廃校となってしまった。
「うちどく.com」のサイトには、
「読書小学校の読書活動の歴史は古く、当時(2005年)の校長先生も「読書(よみかき)の名に恥じないように読書の伝統を根付かせていきたい」と熱っぽく語っていた。」と書かれている。
しっかり読書活動をされていたんですね📗
その伝統を南木曾小学校も受け継いでほしい…!😖
ちなみにマンガに描いた「読書保育園」ですが、
なんと今年(2022年)の3月をもって閉園していたんですね💦
南木曽町には最大8の保育園があったそうですが、
これも少子化のあおりで園児数は200人以上から66人まで減少、
残っていた3つの保育園を合併して「なぎそこども園」とするそうです。。
失われていく読書…。
「読書発電所」は1925(大正12)年にできた水力発電所。
「日本の電力王」と呼ばれた福沢桃介(1868~1938年。福沢諭吉の婿養子。衆議院議員も一期務めた)が手がけた。
現役で動いているが、重要文化財にも指定されている。動く重要文化財。
付近には「桃介橋」という1922年に福沢桃介が作った立派な木造の橋がある。
1978年に老朽化を理由に撤去されかけたが、
撤去費用が足りず放置されていたところ、
平成のふるさと創生事業で再び光が当てられ、
補修されて再び使用できる橋となった。こちらも国の重要文化財。
〇南木曽町
「みなみきそ」って読むんだろうな…と思っていたら、
まさかの「なぎそ」(;^_^A アセアセ・・・
なぜ「なぎそ」なのかというと由来があり、
南木曽町には日本三百名山にも選ばれている「奈岐蘇(なぎそ)岳」(1679m)があり、南木曽岳とも書くので、それを利用して南木曽町としたという。
「目からウロコの地名由来」のサイトには、
『ナギソの語源はナギ(なぎ倒したような険しいガケ地)・ソ(険阻な場所)で、険しい断崖をもつ奈岐蘇岳はそのすがたにふさわしい名前なのだ。』とある。
奈岐蘇岳は木曽地方の南にあるので「南木曽岳」とも書くようになったのだが、
「木曽」の由来は「古道記」という書物に書かれていて、
「木曽は地に麻を産するをもって名づけたるならん」とあり、
麻の皮をはがないものを生麻(キソ)といったそうですから、
奈岐蘇岳が木曽の南にあったのはたまたまなんですね💦
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