前回はメキシコの正式名称についての話をしました(メキシコの話をしたのが9月26日だったので、およそ4か月ぶり…(-_-;))が、
今回は「ポーランド」と「オランダ」!
関係がなさそうな二国ですが、実は意外なつながりがありまして…!?
※マンガの後に補足・解説を載せています♪
〇ポーランドとオランダ
ポーランドは、ヨーロッパでは面積12位の国で、31万㎢、日本の82%ほどの面積。
人口はヨーロッパ8位、人口3780万で日本の30%程度。
日本と比べると人口密度は低いのですが、ヨーロッパの中では人口密度が高い国だということがわかります(面積順位よりも人口順位の方が高いので)。
ヨーロッパの民族は大きくゲルマン・ラテン・スラブに分かれますが、
ポーランドはロシアと同じスラブ系に入ります。
チェコなどもスラブ系です。
『物語 ポーランドの歴史』によれば、外国では
つづり(Poland)がにているので、オランダ(Holland)とよく間違われるそうです。間違うかな??(;^_^A
ちなみに、2020年1月1日をもって、オランダは通称のHolland使用を廃止して、
Nederland(英語読みだとthe Netherlands)のみを使用することに切り替えたんだそうな。
(観光ロゴもHollandとチューリップだったのが、Nederland(Netherlands)の略、NLとチューリップに変更された)
なぜなら、Hollandはオランダの一部地域(ホラント州)しか表さない言葉だからだとか。
日本は戦国時代から、Hollandのポルトガル語読みであるHolandaから、「オランダ」と呼ぶようになったのですが、
オランダはこの呼び方の変更は求めないそうですが、
ネーデルラント(英語読みネザーランド)と呼ぶのが適切です。
ネーデルラントは「低い土地の国」という意味。
オランダの国土の4分の1は0メートル以下です。
フランスはオランダのことをペイバといいますが、これはフランス語で「低地」を表すんだそうな。
ちなみにポーランドも正しくはジェチュポスポリタ・ポルスカ。
「ジェチュポスポリタ」は共和国という意味で、
「ポルスカ」は「ポラン人の国」という意味になります。
「ポラン人」はポーランドを建国した民族で、「レフ族」というそうです。
またまたちなみに、「ポラン」は「平原」を意味する「ポーレ」から来ているそうです。
たしかにポーランドは平原が広がり、山地は南部の30%程度しかありません。
「ポーランド」は平原の国、という意味の英語読みです。
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